コラム
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パーキンソン病では、震えや動きにくさに加え、長引く腰痛に悩ませられることがあります。筋肉のこわばりや姿勢の変化、神経への負担により、腰痛が引き起こされ、日常の立つ・座る・歩くがつらくなることも少なくありません。まずは腰痛が起こる仕組みを理解し、無理のないケアにつなげることが大切です。
ここでは、なぜ腰痛が出やすいのか、姿勢との関係、神経が関わる痛みについて、要点を短く整理します。
ご自身やご家族でのケアに不安を感じられる場合は、札幌・札幌近郊を中心に訪問マッサージを行う、私たち「皆んなの訪問リハビリマッサージ」までご相談ください。
国家資格を持つ施術者がご自宅に伺い、安心して続けられるサポートをご提供いたします。
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パーキンソン病では、筋肉が持続的にこわばりやすく、体幹の筋肉が十分に伸び縮みしません。その結果、腰や背中に同じ負荷がかかり続け、筋肉や靭帯が硬くなって痛みが出やすくなります。動きが小さくなることで血流も滞り、こりと痛みが悪循環をつくる点も腰痛を長引かせる要因です。
病状の影響で前かがみや猫背になりやすく、重心が前へ移ります。体を支えるために腰背部の筋肉が常に働き続けるため、疲労がたまりやすく痛みが慢性化します。前傾が強い人ほど立位や歩行で腰への負担が大きくなり、休んでも楽になりにくいと感じやすくなります。
姿勢の崩れや筋緊張が続くと、神経が圧迫されて坐骨神経痛のような放散痛が生じることがあります。腰からお尻、太もも、ふくらはぎへと痛みやしびれが広がり、電気が走るような痛みを訴えるケースもあります。こうした神経由来の痛みは、筋肉の痛みとは性質が異なるため、無理なストレッチや強い押圧は避け、症状が強い場合は医療機関に相談してください。
準備:椅子に浅く腰掛けたり、横向きで楽な姿勢をおとりいただくと行いやすくなります。はじめに呼吸をゆっくり整えていただくと、よりリラックスした状態で始められます。
手順:骨盤の上から肋骨の下あたりまでを手のひら全体で支えるように当ててみてください。息を吐くときに軽く沈め、吸うときにはふわっと緩める動きを繰り返すと、腰の筋肉が少しずつほぐれていきます。最後に腰の外側を円を描くようになでると、血流が促されやすくなります。
目安:片側につき1分程度、全体で2〜3分ほどが目安です。強さは「気持ちいい」と感じる程度で十分です。
ポイント:冷えが気になるときは、蒸しタオルで軽く温めてから行っていただくと、より楽に感じられる方も多いです。
準備:椅子に座って片足を軽く組む姿勢をとっていただくと、お尻に手を当てやすくなります。脚を組むのが難しい場合は、無理をなさらず座ったままでも構いません。
手順:お尻の外側に手を当て、手のひらの付け根でゆっくりと円を描くようにほぐします。奥に張りを感じる場所があるときは、指の腹で軽く沈めて、数秒かけて緩めると和らぐことがあります。最後にお尻から腰にかけてなで上げると、腰まわりが軽く感じられることもあります。
目安:片側につき1〜2分ほどが目安です。
ポイント:テニスボールを使う場合は壁に当てて体を軽く預ける程度が安心です。強いしびれや電気が走るような痛みが出る場合は無理をせず、中止してください。
準備:椅子に座って少し前かがみになり、肘を机やクッションに預けていただくと力が抜けやすくなります。
手順:脇の下あたりから腰骨の外側に向けて、手のひら全体を使ってゆっくりと弧を描くようになで下ろします。呼吸に合わせ、吐くときに少し深く、吸うときに緩めるとより効果的です。数回繰り返したあと、少し位置を変えて同じようになでていきます。最後に腰のあたりを左右になでると、全体がほぐれやすくなります。
目安:片側につき1〜2分、背中全体で3〜4分程度が目安です。
ポイント:衣服の上からでも十分行えます。乾燥が気になる場合は、少量のローションを使用していただくと摩擦を防げます。
マッサージは「心地よい」と感じる程度の刺激がちょうどよいとされています。強く押しすぎると筋肉や皮膚に負担がかかり、かえって痛みが悪化したり、翌日に強いだるさが残ってしまうことがあります。
軽い圧でも十分に血流は促されますので、やさしい刺激を心がけていただくのが安心です。
体調やその日の状態によっては、普段より痛みが出やすいことがあります。マッサージをしていて痛みが強くなるときは、無理に続けずに中止してください。休息をとったり、温めてみたりするだけでも楽になる場合があります。
無理をせず、その日の体調に合わせて調整していただくことが大切です。
パーキンソン病に伴う腰痛は、人によって原因や症状の出方が異なります。
骨粗しょう症や心臓・血管のご病気など、体の状態によっては注意が必要な場合もあります。そのため、日常的にマッサージを取り入れる際には、主治医にご相談いただくことをおすすめします。安心して続けるためにも、医師やリハビリの専門職と連携しながら進めることが望ましいでしょう。

パーキンソン病に伴う腰痛は、筋肉のこわばりや姿勢の変化など、さまざまな要因が重なって起こります。ご自宅でのマッサージは、血流を促したり筋肉を柔らかくしたりすることで、日常生活を少しでも楽にする助けになります。
無理のない範囲でやさしく取り入れていただくことで、毎日の動きやすさにつながることもあります。
一方で、セルフケアだけでは思うように続けられなかったり、ご家族がサポートしきれない場合もあるかと思います。そのようなときには、訪問マッサージを利用するという方法もございます。
専門の施術者がご自宅に伺い、体の状態に合わせてケアを行ってくれるため、安心して取り入れやすい点が特徴です。セルフケアとあわせて、無理のない形でご自身に合った方法を選んでいただければと思います。
札幌・千歳・恵庭・小樽エリアにお住まいの方で、「自分や家族だけではケアが難しい」「専門的に見てもらいたい」と感じている方は、ぜひ「皆んなの訪問リハビリマッサージ」をご利用ください。
国家資格を持つ施術者がご自宅に伺い、症状や生活状況に合わせたマッサージやリハビリを行いますので、安心して継続できるのが特徴です。医師の同意書をもとに健康保険を利用できるため、費用面の負担も軽減しながら取り入れていただけます。
「セルフケアだけでは心配」「もっと専門的にサポートを受けたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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