筋萎縮性側索硬化症（ALS）は、筋肉や呼吸に必要な筋肉が弱くなっていく病気ですが、筋肉ではなく、神経（運動ニューロン）の障害です。過度な筋肉トレーニングは症状を早期に進行させてしまう症例もあり、安全な範囲でのリハビリマッサージにより

筋力の維持や、生命活動に関わる呼吸筋の柔軟性の保持から始め、

症状の進行に合わせてお気持ちに寄り添った緩和ケア迄、生命を育むリハビリマッサージを行います。

～～～施　術　内　容～～～

初期

（拘縮した筋肉への直接的なアプローチ）

・マッサージ

・針刺激

・温熱療法

（ADLの自立度に合わせた運動）

・起居動作練習

・歩行練習

・関節拘縮予防のためのストレッチ・関節可動域訓練

・呼吸筋への口腔トレーニング

中期

（合併症予防）

この頃になると人工呼吸器による肺炎のリスクが高まりますので

・呼吸補助筋に対するリハビリマッサージ（肩甲挙筋・胸鎖乳突筋）

・胸郭の柔軟性の維持・肺の弾性維持の為のリハビリマッサージ（外・内肋間筋・脊柱起立筋）

後期

TPPV（人工呼吸器）施行のALS患者様の予後は、現在では80％以上の10年生存期待率があげられております。

一生涯、幸せな質の高い生活を過ごしていただく為に、この時期には、

・全身の筋肉のリラクゼーション

・コミュニケーションツールを探しながらの社会性の維持

を心がけ、緩和ケアを行います。

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皆んなの訪問リハビリマッサージ

北海道札幌市白石区南郷通８丁目南3-29

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